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作業効率向上!イチゴの高設栽培

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イチゴ栽培にたずさわる農家は後継者不足や仕事離れが進んでいる。それはなぜだろうか。どうやらそれはイチゴ農家で働く人達の労働環境にあるらしい。今回はそんなイチゴ農家の労働にも関わる高設栽培というものについてまとめてみた。

1、イチゴ農家の仕事はきつい姿勢を長時間

これまでイチゴ農家は畝(うね)というものを地面に作り栽培を行っていた。しかしこの栽培形態は収穫や管理作業なども全て腰をかがめて行わなければならず、肉体的にかなりの負担がかかる作業であった。そのため農業に参入しようとする若者もイチゴ栽培には集まらず、それまでイチゴ栽培にたずさわってきた農家も高齢化などによりイチゴ栽培から離れてしまうというような事態になっていたのだ。そこで考え出されたのがイチゴを土よりも高い所で栽培する高設栽培である。

2、高設栽培とは

上記した通り高設栽培とは地面より高い位置でイチゴを栽培することである。土を入れたポットやプランターを棚に乗せるというものも高設栽培であるが、農家などでは金属の高設ベンチ、パイプなどの上で栽培することもあるようだ。高設栽培ではピートモス、もみ柄、ロックウールなどの人工培養土を使用し、液肥を混ぜた水をチューブなどでイチゴに与える(高設溶液栽培)

3、高設栽培のメリット

高設栽培の良いところはまず体に負担がかかりにくいということである。農業は毎日欠かさず作業を行うのだからこれはとても重要なことである。また他にも地面と離れているので萎黄病などの土壌伝染病にかかりにくいことや、イチゴ狩りなどをしやすい、花房が垂れ下がるタイプの品種であっても実が土につかないなどの良い点がある。

4、高設栽培のデメリット

一方、高設栽培のデメリットはなにかというと、まずベンチの設営などの設備費がかかることや、イチゴの味にばらつきが出てしまうということもあるようだ。そのため仕事はきつくても土で行う栽培の方はイチゴがしっかりと根をはり味が良くなるという農家の人もいる。

いかがだっただろうか?高設栽培にもメリットとデメリットがあるようだ。しかしイチゴ農家の人離れは深刻な問題であるから、このように労働条件を改善することで若い人が働きやすい環境にすることは必要なことである。

 

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