イチゴ イチゴの種類

イチゴの変わった品種(銘柄)は?

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イチゴは味が美味しいのが一番であるが、
その銘柄にもそれぞれ特徴があり調べてみると大変興味深いものである。

そこで今回は美しいものから面白いものまで個人的に気になるもの、
好ましく思う名柄とその由来などについてまとめてみた。

 

Contents

 イチゴの名柄①恋愛をイメージさせるもの

 イチゴは赤い色やそのイメージから恋愛などを連想させることがあるようだ。

以下の銘柄を持つ品種もその一部である。

例えば「こいのか」は小振りでヘタが小さいといったイチゴで
酸味と甘みをバランス良く持ち合わせ、
果肉が白っぽいピンク色をしている。

可愛らしい小振りな見た目といい、果肉の色といい、
まさに少女の淡い恋愛といった感じである。

同じく銘柄的に似たような言葉なのが「初恋の香り」である。
こちらは果実自体が白~薄いピンクをしている白色イチゴに近い品種である。

熟しても真っ赤にはならず薄いピンクに色づくのみである。
まさに成就しにくい初恋の思い出といった感じではないだろうか。

ちなみに他に珍しい銘柄では「いばらキッス」というものがあったが、
名前の由来はやはり茨城産であるからのようだ。

 

イチゴの銘柄②姫、女王系

 

イチゴの名前で多いのが姫、クイーンなどといった
高貴な女性をイメージさせるものだ。

例を挙げるだけでもサマープリンセス、ロイヤルクイーン、
咲姫、クイーンレッド、章姫、濃姫、まりひめ、やよい姫、
さぬき姫、さきひめ、越後姫、など様々であった。

さぬき(讃岐)越後といった地名と姫を合わせて命名しているイチゴも多かったが、中に「濃姫」など歴史上の女性の名前にあやかったイチゴの銘柄もある。

濃姫は織田信長の正室で、美濃の斉藤道三から輿入れした女性である。

歴史ドラマなどでは政略結婚であったから、
時には夫の信長の命を逆に狙っている描写などもある女性である。
濃姫の最後についてははっきりしておらず、
本能寺の変にて夫と共に戦死したとも言われている。

このような歴史上の経緯があるため、
濃姫と聞くだけで中部地方のイチゴだということが安易にイメージできるし、
美しい気丈な姫君のイメージから形良く、
味も美味しいイチゴを連想できるのではないだろうか。

 

 イチゴの銘柄③言葉が美しい

イチゴの銘柄には非常に美しい言葉が使われているものもある。

例えば「ひのしずく」はその名の通り紅色のツヤの美しい見た目のイチゴである。また「淡雪」は突然変異で誕生したイチゴで白イチゴの品種に分類される。
名前からイメージできるように
まるで雪が日の光で淡く色づいているような淡橙色や
桜色とも形容できる見た目が特徴である。

他にも古い都である奈良をイメージさせる[古都華]美しく光沢のある神聖な玉を意味する瑞(みずき)という字が入っている「夏瑞」などがある。

 

 イチゴの銘柄④分かり安い、可愛い

 最後にご紹介するのはストレートな表現が
イチゴをイメージさせやすくする銘柄である。

また、どことなく可愛い響きを持つものが多い。

例を挙げれば「きらぴ香」「おいCベリー」「あまみつ」「もういっこ」などである。どれも難しくなく分かりやすい言い回しであるがそれが逆にイチゴの甘い、ツヤ、美味しさをイメージさせるのではないだろうか。

おいCベリーなどは銘にもイチゴの栄養素であるビタミンCを盛り込んでいるところがすごいところだ。

 

いかがだったろうか?
このようにイチゴには味だけでなく、いろいろと面白い銘柄が付いているので
興味にある人はいろいろと調べてみるとよいかもしれない。

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