イチゴ イチゴの生理生態

果実的野菜とは?実はイチゴは野菜の仲間だった

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イチゴというと日本人の固定概念からするとほとんどの場合、
果物と認識しているのではないでしょうか。

しかしスーパーなどでは果物として販売されていても、
植物の分類上は野菜に分けられる場合もあるようなのです。

今回はそんなイチゴが野菜とされる理由についてまとめてみました。

 1、そもそも野菜と果物の違いは何か、イチゴは野菜なのか

実は野菜と果物の違いをはっきりと分類することは意外にも難しいのです。
というのも、その国の文化によってもそれぞれイメージが異なっているからです。

例えばベトナムではイチゴに塩をかけて食べ、
メキシコでは唐辛子パウダーを振りかけることもあるとか…。
信じられないですよね。

その他にもイチゴではないですが、
ミニトマトなどが果物として認識されていたりもするのです。

このように国によって野菜か果物かということは異なるのです。

 

では生物学的な分類的にはどうかというと、
日本ではとりあえず農林水産省の定めた基準や
園芸学会などの意見を元にイチゴの分類が行われているようです。

学会によれば1年生や多年生の草木になる実は野菜、
永続的に実が収穫できる樹木になるものは果物であるとされます。

つまりこの分類で分けるならばイチゴは野菜に分類されるのです。
しかし農林水産省はイチゴを「果実的野菜」として扱っている、
つまり分類上は野菜であるが、扱いは果物ということなのです。

 2、実以外や種も食べられるものは野菜?

これは正式な分類学とは言えないのですが、
野菜の果物を分ける場合、野菜は葉や茎、種などいろいろな部分を食べることができます。

しかし、果物の場合、その果実しか食すことができないといった分け方をすることもあるようなのです。

とは言え、イチゴの場合、食べられる部分は実のみですが、
同時に種も食すことができるので、この分類ではやはりきちんとどちらかを区別することはできないようです。

 3、おかずになるものは野菜、そうでないものは果物?

これも正式な分類学ではないが、果物か野菜かを区別する時に
惣菜などの調理されたおかずになるかどうかということで
これらを分けようとする場合もあるようです。

確かに日本で果物と呼ばれているものは、ほとんどがデザートなどに使われることはあっても
イチゴなどがおかずとして味付けされ食卓に並ぶことはほとんどないような気がする。

しかしスイカなどのイチゴと同様に果物か野菜かということが一部で意見が分かれるものは、
時として、その皮などが漬物として食べられたりもするそうですよ。

 4、甘い味、ビタミンCが多いものは果物?

この他にも果物は糖分が多く、デザートなどに加工するのに適したものであるとか、
ビタミンCの含有量が比較的多いものであるなどの見方もあります。

確かにこの甘い=果物というのは正式な分類かどうかは別として
日本における果物の分類に大きく影響を与えているかもしれないですね。

ちなみにビタミンCの含有量が多いのも果物の特徴ですが、
これは野菜にも当てはまるのでそうであるとは言い切れないでしょう。

いかがでしたか?

イチゴは日本では果物として扱われますが、海外などでは必ずしもそうではないようです。
ちなみに生物などでは例えばこれは昆虫であるという人々の共通認識が根付いていても、
生物分類学上はそうではなかったりすることもありますよね。

つまり学術上の認識と人々の間に共有される感覚が必ずしも一致するとは限らないのです。
これは文化や習慣などについても同様であると言えるのであって、
日本だけの物に対するイメージが全てでなく、
いろいろな見方があるということを念頭においておきたいですね。

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