イチゴと言えばビタミンCということは
よく聞くのではないでしょうか?
実はイチゴを5,6個程度(約180g)食べるだけで、
一日の必要量を満たすと言われています。
ビタミンCそれだけでも、
とても健康に良さそうですが、
他にも体に良い健康効果があるのを知っていますか?
また、それは具体的にどんな作用してどんな効果が期待できるのでしょうか。
そこで今回はそんなイチゴの様々な役立つ健康成分についてまとめてみました。
Contents
イチゴの健康効果①
葉酸で血液を健康にする
まず、イチゴの健康効果を表す成分の一つとして葉酸があります。
葉酸は別名造血ビタミンCとも呼ばれ、
赤血球の合成に利用される他、
様々な血液の症状に良い効果をもたらします。
例えば妊婦さんはお腹の中にいる赤ちゃんに栄養を送るため貧血になったり、
身体の血の巡りが悪くなって冷え症になったりすることが多いです。
葉酸にはこのような症状を改善する効果が期待できる他、
母乳の質を良質にし、出を良くする効果も期待できるのです。
すなわち、イチゴを食べることは女性にも嬉しい効果が期待できます。
イチゴの健康効果②
ペクチン(水溶性食物繊維)で便秘解消
イチゴの中に含まれる成分の二つめはペクチン。
これは水溶性の食物繊維の一種で、整腸作用があり、
便秘の改善などに効果があると言われています。
また血糖値、コレステロール値など
このような数値の改善を望む人にも良い効果が期待できるのです。
また、疲労回復にも役立つ成分であると言われています。
イチゴの健康効果③
フラボノイドで現代病予防、長寿
イチゴの健康成分の中でも特に注目したいのがフラボノイドです。
このフラボノイドは抗酸化物質と呼ばれ、
ワインなどに含まれるポリフェノールの一種。
抗酸化物質は年齢からくる様々な体内の錆び、
衰えが促進されるのを進みにくくしてくれる他、
心臓病、高血圧、ガン、動脈硬化など
様々な生活習慣から来る病気を予防してくれると言われています。
また、このフラボノイドは体の脂肪分から
アディペクチンという成分を出すのですが、
長寿の人はこの成分の含まれる量が多い傾向にあるのです。
同じポリフェノールで言うと、
エラグ酸はメラニンの生成を抑制する働きがあり、
美白効果に期待できます。
イチゴの健康成分④
アントシアニンで目を健康に
アントシアニンと言えばブルーベリーに含まれるイメージがあるが、
実はイチゴが赤いのもアントシアニンが豊富に含まれるのです。
このアントシアニンはよく言われるような目の疲れ、
様々な眼病の予防だけでなく、まだ研究途上ではあるが、
メタボリックシンドロームや花粉症の症状改善にも役立つのではと期待されている成分ですので、積極的に摂取しましょう。
イチゴの健康成分⑤
他にもあるイチゴの健康成分
イチゴにはこの他にも体内の余分な塩分を排出してくれるカリウムや
虫歯を予防してくれるキシリトールも含まれています。
カリウムについてはむくみを予防、改善したり、
腎臓の老廃物を出してくれる効果も。
また、キシリトールも歯への効果以外にも
様々な健康化があると期待されている成分です。
いかがだったでしょうか。
イチゴには様々な健康成分があるのがおわかりいただけたと思います。またイチゴは一粒当たりのカロリーも低く、ビタミンCも豊富なことから美容にも良い成分です。ぜひ意識して摂取してみては。
小さなことをコツコツ積み上げて、長寿人生を送りましょう。