最近ではマンションやアパート暮らしの人も多いので、ベランダで園芸を楽しむ人も増えている。そこで今回はベランダで行うイチゴの栽培に必要なことや注意すべき点などについてまとめてみた。
Contents
1、ベランダでガーデニングをする魅力、低コスト、自分だけの空間作り
ベランダガーデニングはとても人気があるが、その理由は庭で植物を栽培するのに比べて費用がかからないことや、なんといっても狭い空間に自分だけのガーデニング空間を作れるなどが魅力なようだ。いかに狭い空間にセンス良く植物を置くかということはこのガーデニングの大きな魅力である。
2、ベランダガーデニングに必要な物
イチゴのベランダガーデニングを行う上で最低限必要なものとしては、まずはプランターである。ベランダで植物を栽培するのは基本的にプランターとなる。他には園芸用土(草花培養土などがおすすめ)や、シャベルもしくはスコップ、苗、種、鉢底石などである。ちなみに土は上記のものも良いが赤玉土と腐葉土を7:3で混ぜて使うのも良いとのことである。プランターはベランダに合うサイズを選ぶことが必要である。
家庭でできるおいしいイチゴづくり12か月 [ 荻原勲 ]
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3、ベランダガーデニングで気をつけること①置き場所、通気
ベランダは狭いスペースであるから植物の置き場所などがとても重要である。特に避けなければいけないのは室外機の前や日当たり、通気に悪い所である。このような場所だとイチゴの害虫なども発生しやすくなるからだ。
4、ベランダガーデニングで気をつけること②害虫、初心者は鉢の種類は少なく
これは屋外全てに言えることだが、ベランダのイチゴ栽培においても害虫はやはりやっかいである。代表的な害虫としてはコバエ、アブラムシなどがベランダに置いては発生しやすい。コバエはイチゴ用に使っている腐葉土などが痛み、そのために発生することも多いようだ。この場合は一度イチゴの苗を取り出してプランターを洗い、新しい腐葉土に入れ変えることが必要だ。あまり安い腐葉土を買うことでもこのようなことが起きやすいようだ。次はアブラムシだがこの害虫はイチゴの茎などに発生するため、退治するためにも後で食べる際に有毒にならない駆除法を考えたい。駆除方法としては片栗粉を水で溶いて上からハケで塗る、石鹸水、木酢、牛乳を薄めた物を霧吹きにしてかけるなどがあるようである。またアブラムシの天敵であるナナホシテントウなどを苗に放すということも効果があるようだ。テントウ虫を見つけてくる際は種類十分に注意しよう。テントウ虫によっては植物を食べるものもいるからだ。また、害虫以外でも初心者のイチゴ栽培においてはプランターの数を1~2個にして世話がいき届くようにしよう。
ワイルドストロベリー ‘ゴールデンアレキサンドリア’
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まとめ
いかがだっただろうか?ベランダでのイチゴ栽培は初心者でも始めやすいガーデニングだが、やはり注意点もいくつかあるようだ。上記のような点に気をつけてイチゴを楽しく育ててみてほしい。