イチゴの研究をしていた学生時代。イチゴに関する情報を発信します!

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イチゴの苗の選び方と植える時期は?

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イチゴを自宅で育てる場合は苗を買うことが多いようである。
イチゴは初心者には管理するのが難しいと言われているが、イチゴを上手く育てるにはまず良い苗を選ぶことが重要だ。
そこで今回はそんなイチゴの苗のあれこれについてまとめてみた。

1、イチゴは中級者向けの植物

イチゴの苗は園芸初心者には少し難しい植物である。イチゴは害虫にも狙われやすく病気などにもかかりやすいからだ。そのような管理を怠ればすぐにダメになってしまうのである。このようなことからイチゴは初心者ではなく、ある程度園芸の経験などのある中級者向けと言われるのである。

2、イチゴの苗を選ぼう

イチゴの苗を選ぶ時はまずどのように実をつけるイチゴにするかを考える。イチゴには春に一度だけ実をつける一季なり、春と秋に実をつける二季なり、春から冬まで実をつける四季なりがある。また初心者であれば育てやすいイチゴの品種を選ぶことも大切である。実際に苗を見てどれにするか考える時は、葉が緑で青々としているもの、茎が太くしっかりしているもの、土や下葉に変色やカビのないものなどを見極めて選ぶようにする。

3、イチゴの苗の植え付け時期

イチゴには春植えと秋植えがある。春植えは4月頃で秋植えは10月頃である。どちらでもイチゴをならせることはできるが、早く収穫したいなら秋植えがおすすめである。また春植えは時間がかかる分、害虫や病気の被害に合いやすいというところもある。

4、苗を植えよう

イチゴの苗を買ってきたらポットから根の固まりを壊さないように抜き取る。植える部分はイチゴが入っていたポットや鉢よりも少し大きな穴にしてそこに苗をそっと置く。イチゴの苗は深く植えすぎると生育が遅くなるため、イチゴの苗の下の方にあるクラウンと呼ばれる新芽が少し隠れるぐらいに浅く植えるようにする。ちなみにランナーと呼ばれる親株と子株を繋ぐツルを切り離した跡があるので、そちらを奥にして植えると反対側に花が咲き実もなるので収穫しやすい。苗を植えたらたっぷりと水をあげること。その後は土の表面が乾いたと感じたら水を多めに挙げるようにすることが大切である。水やりで泥が葉などにつくことに気をつけよう。これは病気の原因となることが多いのである。

いかがだったろうか?イチゴは少し初心者には難しい園芸植物ではあるが、上手く育てるコツは最初の苗選びにもあるようだ。ぜひ上記のことを参考にイチゴを育てることに挑戦してみてほしい。

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