イチゴというとやはりスポンジケーキや
生クリームなどと組み合わせるのが多いのではないでしょうか?
とはいえ、毎回イチゴを使った定番のケーキは作っているし、
たまには違ったものを作りたい…。
なので、いつもと違ったイチゴデザートを作りたいとお悩みのあなたに
自宅で簡単にできる代表的な洋菓子「タルト」の作り方を最後にご紹介しようとおもいます。
その前に、今回は「タルト」の中でもイチゴの「タルト」のおすすめについていくつかご紹介したいと思う。
1、タルトとはどんなものか
おすすめのタルトをご紹介する前に
「タルト」とはどんな菓子であるか、少しご紹介したいと思う。
「タルト」とはラテン語のtorta(トルテ)に
由来する言葉で主に焼き菓子を指して使われることが多い。
起源自体はギリシャ、古代エジプト、ローマなどにあるらしく、
元々はジャムやクリームがそのままでは食べにくいので
器に入れて出したことが始まりではと言われている。
日本でもよく知られるアップルパイも「タルト」に分類され、
ヨーロッパではリンゴの「タルト」であるとされる。
タルトパイ生地やビスケット生地、
もしくはパートシュクレと呼ばれる生地の上にクリームや果物を盛り付ける菓子で、
代表的なタルトにはプラムタルト、リンゴタルト、ストロベリータルト、チェリータルトなどがある。
2、春の香りがするイチゴタルト
まずご紹介するのは東京では池袋や秋葉原に店舗を持つ、
FLO PRESTIGE PARIS(フロプレステージュ)
で販売されている「タルト」である。
ここでは苺の春色チーズタルトや紅ほっぺのカスタードタルトなどが食べられる。
苺の春色チーズタルトはピンク色に焼いたタルト生地の上に
イチゴをふんだんに使ったとても春らしいタルトである。
一方、紅ほっぺカスタードタルトは
有名なイチゴの品種である紅ほっぺを「タルト」の上に
カスタードクリームなどと共に飾ったものである。
http://www.flojapon.co.jp/product/tarte.html
3、くろいちごのタルト
次にご紹介するのは千葉県で生産されている濃い赤色が特徴的なくろいちごのタルト。
くろいちごはその濃い色のイメージ通りに香りも甘味も強い品種で
真紅(しんく)の美鈴(みすず)という。
紹介するのはキルフェボンの千葉県産のくろいちごのタルト。
キルフェボンは、メディアでも取り上げられて一躍有名なお店になりましたね。
くろいちごのタルトはイチゴ風味のカスタードクリームの上にくろいちごを飾った一品である。
くろピカリのイチゴが高級感を出しています。
くろいちごは、主観ですが普通のイチゴと比べ歯ごたえがあっておいしかったですよ。
イチゴ好きであれば珍しいくろいちごを使った「タルト」はぜひ食べてみたい一つである。
http://www.quil-fait-bon.com/menu/detail.php?tsp=1&tmn=683
4、珍しい白イチゴの季節限定タルト
最後は都内の大井町などに店舗を構える
タルト・オ・フレーズ・ルージュ・エ・ブランシュのイチゴタルトである。
こちらのイチゴタルトはまるごと美味なイチゴをふんだんに使ったメニューが多い。
また、それだけでなく宮城県産のもういっこという品種のイチゴや、
白イチゴである淡雪と有名な品種であるあまおうを使用したタルトなど、
ちょっと珍しいものも見ることができる。
見た目も非常に美しいタルトが多いのも特徴である。
http://www.alacampagne.jp/freshcakes.html
30分で完成!簡単イチゴタルト!
☆マーガリン 60g
☆砂糖30g
☆卵黄 1個
☆薄力粉120g
◎薄力粉大さじ4杯強
◎砂糖大さじ4杯
◎卵2つ
◎牛乳400cc
◎バニラオイル(あれば) 5-6滴
いちご1パック1【タルト台を作ります】
※オーブンを予熱200度、15分にセットしておく。2☆のマーガリンと砂糖をゴムベラ等でクリーム状にこねる。☆の卵黄を加えよく混ぜる。
3②に☆の薄力粉を加え、よく混ぜ手でまとめる。※タルト型に分量外のマーガリンも塗ると焼いた時に型から外しやすいです。
4ラップに挟み綿棒で丸く伸ばす。タルト型より一回り大きくなったらタルト型に合わせてはりつける。※手で伸ばしても大丈夫です。
5底面にフォークで穴を開け、先ほど予熱しておいた200度のオーブンで15分ほど焼く。
6【カスタードクリームを作ります】
鍋に◎の薄力粉、砂糖、卵黄を入れ、よく練り混ぜます。7別鍋に◎の牛乳を入れ、沸騰直前まで温めます。
8⑥の鍋を極弱火にかけて、混ぜながら、⑦の牛乳を少しづつ加えながら混ぜます。
9クリームを持ち上げたらモッタリ落ちるくらいの少し固めに仕上げます。
◎のバニラオイルがある場合、数滴振って混ぜ冷まします。10冷めたタルト型にクリームを流し入れます。
中心も少し高めにクリームを入れるといちごを盛り付けた時に見た目良く仕上がります。11いちごを洗い、ヘタを切ります。タルトに盛り付ければ完成です。
12写真の盛り付けは、真ん中は1粒、その周りに半分に切ったいちごを並べています。
コツ・ポイント
カスタードクリームに牛乳を混ぜるとき、
ダマになってしまうこともあるので、途中途中火を止めて余熱でかき混ぜたり、
最後に濾すとダマがなくなりやすいです。
いちごを乗せた後、つやだしでゼラチンを塗ると更に綺麗にできます。
いかがだっただろうか。
「タルト」にも各店舗によってそれぞれの特徴があるようです。
味も美味なのはもちろん、
見た目も宝石のように美しいものが多いのでぜひ一度、
ご賞味しに行ってはいかがでしょうか。