三ツ星いちごスカイベリーとは?
スカイベリーといえば、いちご大国栃木県の大粒いちごです。
でもなんで三ツ星いちごというのか、その理由まで知ってる方は少ないと思います。
実は、2017年のITQIというアワード(ベルギーのブリュッセルにある国際味覚審査機構が開催している)で、スカイベリーで三ツ星を獲得したことに由来しています。
そもそも傷みやすいいちごをなんで海外に輸送するのか、疑問ですよね。
実は、農林水産省が掲げる日本のグローバル戦略で日本の農産物を海外輸出するという方針があります。
そこで、栃木県としては世界の中でも稀な甘さと大きないちごで差別化し、高単価なフルーツとして海外の富裕層をターゲットにするという、いちご輸出プロジェクトみたいなものが2010年くらいから始まりました。
そのため、栃木県の方針に沿ったかたちで、宇都宮大学が傷みやすいいちご(スカイベリー)の海外輸送試験を行ったということです。
そして、その輸送先になったのが地球の反対側のヨーロッパのベルギーということなんですね。ベルギー現地では、長距離輸送によるスカイベリーの傷み具合も目視で確認でき、しかも、ITQIで一流のソムリエによる味覚と品質を評価してもらえるという好条件のため選ばれたと思います。
日本で似たようなものでいうとモンドセレクションみたいなものがありますが、お金を払えばもらえると聞いたことあります(真相は定かではありませんw)。
そういう意味で、ITQIは一流のソムリエの評価という点で箔がつきますね。
三ツ星いちごスカイベリーグミのパッケージデザイン
栃木県限定といいつつ、銀座のコンビニで見つけました。
真っ赤なパッケージは目を引きますね。しかもいちごの研究に携わっていたというのもあり、いちご商品は何かと気になってしまいます。
このデザインは、文星芸術大学の学生さんのものらしいです。商品自体も産学連携の一環として、JRグループと観光促進キャンペーン、さらに栃木デスティネーションキャンペーンに合わせて企画された商品とのこと。
デザインがユニークだと思ったのが、いちごはヘタを取って食べますよね?
だから、パッケージもそれに似せてほら。
ヘタを取るという行為に似せてるのが秀逸です。
ほらね!面白い発想だよね。
いちごのつぶつぶも一部が、いちごの形になっているのも可愛らしい。
三ツ星いちごスカイベリーグミの味
実際のグミの形はこんな感じでいちご型。
シゲキックスでお馴染みのUHA味覚糖のグミということもあってか、なかなかの弾力があるかみごたえあるグミ。
噛むごとにスカイベリーいちごの濃厚な味わいを楽しめます。
グミ好きでグミには厳しい私でも、個人的にはおいしいと感じました。
海外輸送の研究といい、デザインといい大学生が縁の下で支える栃木県が誇るこの商品、気になる方は是非。
最後、僕の評価です。
甘味:★★★☆☆
酸味:☆☆☆☆☆
香り:★★★☆☆
食感:★★★★★
総合:★★★★☆