イチゴを美味しく食べるにはどうしたらいいの?
こんな疑問にお答えします。
私は学生時代にイチゴの研究をしていて、イチゴを年間1500個〜2000個ほど食べてました。
イチゴ好きの人であれば食す時にどのようにして食べればより美味しくなるのだろうと一度は考えたことがあると思います。
より美味しくイチゴを食べるには、様々な美味しく食べるコツがあるのをご存知ですか?
そこで今回ははそのようなポイントについていくつかまとめました。1分くらいで読めるのでお付き合い下さい。
1,イチゴを念入りに水洗いしすぎるのはNG
果物を購入するとつい念入りに水で洗ってしまいがちだが、この行為はイチゴの味の良し悪しを大きく左右します。
水洗いしすぎることでイチゴの表面に目には見えないが傷がついて香りや甘さが失われてしまいます。(イチゴ狩りでも収穫する時に触り過ぎるのはNG)
イチゴは非常にデリケートな果物で、表面が柔らかく弱いのが特徴です。
またイチゴの嬉しい栄養素であるビタミンCも流してしまうことになりかねないのです。
イチゴを美味しく食べるにはボールに水を入れて軽く洗う程度で十分。
イチゴのヘタは取らないで洗おう!
またこれも水洗いに関することですが、イチゴのヘタ部分を先に取って洗うこともNGです。ヘタの部分から水分を吸収し、イチゴ本来の味を損ね、イチゴが水っぽくなったりする原因となりますのでご注意を。
2,イチゴを買ってすぐに冷蔵庫で冷やすのはNG
果物を購入すると傷まないようにすぐ冷蔵庫に入れてしまいがちですが、イチゴを最高の味で楽しむにはあまりよくない。
冷蔵庫などでイチゴを冷やし過ぎるのはイチゴの味を損なうことにつながります。
オススメの食べ方としては常温に置いておき、食べる30分~1時間ぐらいに前に冷蔵庫で冷やすと適度に冷えて非常に美味しく食べられる。
3,意外と知らない⁈イチゴの美味しい食べ方
イチゴは一般的にはヘタ側から食べると良いです。このような食べ方をすることでより美味しく食べられます。
理由はヘタが付いている方が一般的に糖度(甘さ)が低く、酸っぱい(酸味)が強いからである。※これは論文も出ています。
また、イチゴのもう一つの食べ方としてヘタの方を半分食べその後で下の方を食べるという方法である。
こうすることで酸味のあるヘタの方と甘みのある下の部分の良さをしっかりと味わうことができます。
4,50度のお湯でイチゴの鮮度を蘇らせる
イチゴは非常にデリケートなのはおわかりだと思います。これまでのご経験でスーパーで買って食べようとした頃にはしんなりしてる...。なんてことがあるのではないでしょうか。
以前、TVやメディアでも取り上げられた「野菜50度洗い」という方法を知っていますか?
実はイチゴも50度洗いで鮮度を復活させることが可能なのです。
方法は、超簡単!ヘタなどは取らずにそのまま、
50度くらいのぬるま湯に2分程度浸して、冷水に取って冷やすだけ。たったそれだけです。
すると、鮮度や風味が収穫したてに早戻り。食べる30分〜1時間前に50度洗いをして冷蔵庫で食べるまで冷やすと美味しく召し上がれますよ!
4,練乳やバルサミコ酢で違う味に変えてみる
イチゴがいくら好きであってもやはり時には味を変えてみたいこともあるのではないでしょうか。
そのような時にはおなじみの練乳や人によってはバルサミコ酢などをかけて違う味を楽しむ人もいるよう。意外なソースがイチゴと相性が良いという発見があると食べる方も楽しい。(個人的には、生食が一番!!w)
【まとめ】イチゴを美味しく食べる方法
いかがだったでしょうか。
イチゴは食べる前の処理法や冷やし方、どこから食べるかなどにより味が変わってきます。
イチゴ狩りは元を取るために、時間内にどれだけ食べられるか?みたいな事もあると思うので、いかに飽きがこずイチゴを食せるかということも美味しく食べるポイントとなると思います。
とはいえ私がオススメする方法は、イチゴはやっぱり生食が1番です。農場での採れたてイチゴが最高!!