ケーキの上にのってるいちごって
美味しくなくない?
甘さとか考えずに、ショートケーキと言ったらとりあえずのっけとけ!みたいなところあると思わん??
僕の祖父と祖母が農家だったこともあり、その伝手でいちご農家を紹介してもらった。
んで、インタビューしてきた。
僕「ズバリ!!いちご、特に夏って甘さとか考えずにとりあえずショートケーキ用に出荷ってしてますよね?」
いちご農家「夏は特にそうだなー。赤ければなんでもいい、そんな話はよく聞くなぁ。」
僕「いちごの甘さって測れないじゃないですか?甘いいちごと甘くないいちごって同じ値段で取引されるんですか?」
いちご農家「農協で決まってて基本的にブランドとサイズテーブルがあってそれにそって大きさで変わんだ。」
僕「最近は冬いちごみたいな甘い四季成り性品種が出てますけど、その辺はどうですか?」
いちご農家「信大BS8-9ちゅー、やつを今年は試したんだぁ。」
・
・
・
と、こんな感じだった。
なんでも答えてくれて優しかったし、フランクで気さくな感じで農家の頑固(僕の勝手な偏見)なイメージはなかった。
写真あればいいけど、今朝も出荷して美味しそうないちごがないからごめん…。
僕の場、もっぱらなつおとめを実験に使うことが多いんだけど、
数年前からずっと気になっている
信大BS8-9
ね、断面がキレイでタルトに使うといいって。
キルフェボンって言うタルト屋さん?ケーキ屋さん?なんて言ういちご使ってるのかなー。
ある銀座の高級洋菓子店では「真紅の美鈴」っていう、黒光りして芯まで赤いいちごを使っているらしい。
このいちごのタルトは一個一万円で販売してて、好評なんだってー。
さすが銀座。
いちごは完熟させて出荷したいけど、輸送中に傷んで商品価値が下がっちゃうから未完熟で収穫して出荷することが多い。
本当に完熟させると傷みやすく、輸送中にぐちゃぐちゃになっちゃうんだよー。
だから、完熟いちごって市場じゃ出回りにくい。
本当に甘いいちごって食べたことある人って少ないと思う。
いちご狩り行けばそのチャンスがあるけど。
でも、さらに調べると「真紅の美鈴」という品種は完熟で出荷させることができるとのこと。
実に興味深いね。
さて、そんなこんなでずらずら書いてきたけど、
ケーキの上のいちごもお店側が味も選択肢に入ってきていることは確からしい。
いちごの市場は1500億円って言われているけど、今後、品種改良で様々な品種が出て今こうして書いている傷みやすいといった問題も解決されていくのかなー。
僕は、いちごが嫌いになったので食べないけど、なんだかおもしろいね。
と、まとまらない内容だけど、ちょっと高いケーキだと美味しいいちごがのっているということ。
全部が全部、すっぱいだけのいちごじゃないらしいいね。
では。